「青年の日」に向け、全国の教会で準備が進められている。(写真は所沢教会による「一食を捧げる運動」の学習会)
5月19日の第44回「青年の日」まで1カ月を切りました。全国の教会では、メーンテーマ『大志~社会変革の風をおこそう』を踏まえ、当日に向けた準備を進めています。
今年は、統一プログラムとして「全国青年平和の祈り」に加え「一食(いちじき)を捧げる運動」の推進が掲げられ、その一環として「一食ユニセフ募金」などが実施されます。
当日、募金に取り組む所沢教会は4月21日、事前に「一食を捧げる運動」の精神を学ぼうと、一食平和基金の秀島くみこ事務局次長を招き、「平和学習会」を実施。約180人が参加しました。
秀島事務局次長は、スライドを用いながら、一食運動の精神である同悲、祈り、布施や同基金の支援する事業について説明。「『一食ユニセフ募金』を通して一食運動の精神を多くの市民と分かち合い、平和な世界を実現したい。それが開祖さまの願いでもあります」と述べました。
参加者の一人は、「飢餓や紛争で苦しむ人たちに一食運動の浄財が役立てられていることを学びました。食事を抜いて、同じつらさを分かち合うことが大切だと改めて感じました」と感想を語りました。
このほか、名古屋、大分など多くの教会でも事前学習会を実施。「アフリカへ毛布をおくる運動」に取り組む教会もあります。
「一食ユニセフ募金」協力者にサポーターステッカーを配布
青年グループはこのほど、日本ユニセフ協会とタイアップし、街頭などで「一食ユニセフ募金」を行う際、献金に協力した市民に配布する「一食ユニセフ募金サポーターステッカー」を作製しました。
「一食を捧げる運動」やユニセフの活動を啓発し、市民に菩薩の心を伝えるためのもの。ステッカーは名刺サイズで、一食運動とユニセフのロゴ、ユニセフとWCRP(世界宗教者平和会議)国際委員会の連携事業のテーマ(『子どもたちをあらゆる暴力から守りたい』)が記されています。
(2013.04.26記載)
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