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2013年07月04日 庭野会長 韓国の宗教者と懇談

◆金ACRP事務総長から報告 第8回大会に向け 思い共有

ACRP(アジア宗教者平和会議)事務総長の金星坤(キムスンゴン)氏とWCRP日本委員会会長の庭野会長、同日本委理事長の杉谷義純師(天台宗宗機顧問)が7月4日、横浜市内のホテルで懇談しました。KCRP事務総長のビュン・ジンヒュン師らが同席しました。

懇談では、先ごろインドネシアで行われたACRP執行委員会の内容が、金氏から報告されました。特に、来年予定されている第8回大会に向けた意気込みや開催地選定に伴う課題などが示されました。庭野会長は「皆さまの熱い思いを分からせて頂いた」と応答。杉谷師は「平和に対して消極的であってはならない」と、宗教者としての使命を改めて表明しました。

◆故姜博士の言葉 述懐し「交流を」 KCRP共同会長など11人と

IPCR国際セミナーのため来日したKCRP共同会長のキム・ヨンジュ師と同事務総長のビュン・ジンヒュン師はじめ韓国宗教者ら11人とWCRP日本委員会会長の庭野会長、同日本委理事長の杉谷義純師が同4日、横浜普門館で歓談しました。
席上、庭野会長は、第17回庭野平和賞受賞者でWCRP国際名誉会長の故・姜元龍(カンウォンヨン)博士に言及。「かつて父親代わりだった先生は、“もっと日韓は交流した方がいい”と話してくださいました。今回のセミナーを契機に、皆さんとの交流を深めたい」と話しました。
ビュン師は、「KCRPとWCRP日本委員会が交流し、互いに助け合えば、理解はさらに進み、平和のための智慧(ちえ)と力も大きくなるでしょう」と話し、両国の宗教間対話の促進に期待を寄せました。

(2013.07.12記載)