2013年08月25日
杉谷義純師の「戸津説法」 庭野会長が出席し祝辞
庭野日鑛会長は8月25日、天台宗・東南寺(滋賀県大津市)で行われた戸津説法に出席し、圓珠院住職でWCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会理事長を務める杉谷義純師の説法を聴講しました。佳重夫人、中村憲一郎時務部長、秀島康郎教務部長、佐藤益弘京都教会長が同行しました。
戸津説法は、法華経の教えを分かりやすく説く講話で、天台宗の伝統行事。伝教大師・最澄が両親への追善菩提と民衆教化のため、琵琶湖西岸の戸津の浜(現・大津市下坂本)に建立された東南寺で法華経を説いたのが由来とされています。近年は、天台座主への登竜門とも位置づけられています。
戸津説法で杉谷師は、法華経の結経とされる観普賢菩薩行法経について説法。庭野会長も熱心に耳を傾けました。
その後、比叡山の延暦寺会館で開かれた「満散披露」では、半田孝淳・天台座主、阿(おか)純孝・天台宗宗務総長、庭野会長の3人が祝辞。庭野会長は、長年にわたる杉谷師との縁を振り返りながら「戸津説法を拝聴し、大きな感銘を受けました。天台宗の皆さまが、今後も世間を照らす大いなる働きをなさいますよう祈念いたします」と述べました。
なお戸津説法は8月21日から5日間行われ、立正佼成会の役職者はじめ近隣教会の会員など、延べ約180人が出席しました。
(2013.08.30記載)
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