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2014年01月20日 一食平和基金運営委 武力衝突続く南スーダンに緊急支援

立正佼成本会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=沼田雄司教務局長)は1月20日、アフリカの南スーダンで拡大する武力衝突の被害に対し、100万円の緊急支援を決定しました。浄財は、現地で救援活動を展開する特定非営利活動法人ジェンに寄託されます。

同国では3年前の独立後、隣国スーダンとの国境紛争や、政府と反政府勢力の衝突が続いています。昨年12月に首都・ジュバで発生したクーデター未遂事件は、国内の民族紛争に発展し、各地に拡大。現在、約58万人が戦禍を逃れ、国内外で避難生活を送っています(国連人道問題調整事務所調べ)。緊急対応として設置された難民キャンプでは、連日の猛暑や上下水道の不備などで衛生状態が悪化し、感染症の流行が懸念されています。
こうした状況を受け、同運営委員会は、同国イェイ市内で国連機関などと協力して救援活動にあたるジェンへの支援を決定。浄財は、ジェンが現地で行う仮設トイレ設置作業用道具の提供、避難者のニーズを把握するモニタリング活動などに役立てられます。

(2014.1.31記載)