WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の「第8回理事会・第6回評議員会議案説明会」および「第6回評議員会」が1月29日、法輪閣で開催されました。立正佼成会から同委員会会長の庭野日鑛会長、同理事の渡邊恭位顧問、国富敬二東京教区長、同特別会員の庭野光祥次代会長が出席しました。
理事会では、受け入れ教団を代表して、川端健之理事長があいさつ。杉谷義純同委員会理事長(天台宗宗機顧問)の開会あいさつに続き、役員人事が審議されました。この中で、光祥次代会長を理事(新任)として推戴(すいたい)。教団内の人事異動に伴い渡邊恭位顧問が理事を退任し、代わりに川端理事長が就任しました。また、特別会員として熊野隆規時務部長を承認、活動委員として泉田和市郎青年本部長が選任されました。
続いて、「平成26年度事業方針・事業計画案」「同予算案」が諮られ、了承されました。来年度は「『他者と共に生きる歓(よろこ)び』のための祈りと行動」を総合テーマに事業を展開。「ネットワーク化」「啓発・提言活動」「平和教育・倫理教育」「人道的貢献」の四つの行動指針に則して活動が予定され、「東日本大震災復興事業」「核兵器廃絶・軍縮」「国連ミレニアム開発目標(MDGs)」「平和教育」の各タスクフォースが継続されます。
東日本大震災復興事業では、今年も『「東日本大震災をけっして忘れない」ための祈りと行動』をテーマに、3月から5月まで「東日本大震災復興キャンペーン」を実施。福島・南相馬市での復興合同祈願式(3月12日)、宗教者円卓会議(宮城・仙台市=5月19、20日)などが計画されています。
また国際事業については、昨年の第9回WCRP世界大会の報告が行われ、第8回ACRP(アジア宗教者平和会議)大会の概要が発表されました。
理事会ではこのほか、特別事業部門(タスクフォース)や各常設機関の報告が行われました。
引き続き、庭野会長を議長に「第6回評議員会」が開催され、理事会の承認事項がすべて議決されました。
この後、法輪閣大ホールで「第9回WCRP世界大会報告会」が行われ、第二団参会館で「新春の集い」が催されました。
(2014.2.07記載)
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