2014年03月30日
聖友会発足50周年記念式典 庭野会長 出あいの尊さ語る
聖友会発足50周年記念式典」が3月30日、大聖堂で開催されました。庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長、教団役職者はじめ聖壇役員ら約1600人が参集しました。
聖友会は大聖堂が建立された昭和39年、ご本尊給仕と聖壇護持を担うために設けられました(当時の名称は「道心養成室」、後に改称)。在京教会の会員を中心にご本尊の給仕や聖壇でのご供養、各教会での作法講習などにあたってきました。現在、全国の聖壇当番102組で編成されています。
式典では、小川益一郎同会幹事長(64)=江東教会=導師による読経供養に続き、塚本欣司郎さん(65)=渋谷教会聖壇組長=が「決意の言葉」を発表。諸先輩がつくり上げた聖壇の所作などを次世代に伝えたいと誓願しました。このあと、記念品贈呈が行われ、聖壇役員を代表して2人が庭野会長から記念品を受け取りました。
法話に立った庭野会長は、聖友会の50周年記念誌の内容に触れながら、大聖堂で導師をつとめ、法話を述べ、同会役員と交流を重ねてきた自身の体験などを語り、「大聖堂でのお役によって人間として育てて頂いた」と述べました。
その上で、刻々と過ぎていく時間と向き合う重要性を強調。「人や物事との出あいは一回限りという『一期一会』の言葉を、日ごろから肝に銘じることが大切」と語りました。
なお、式典終了後には、法輪閣と第二団参会館に分かれて祝賀会が行われました。
(2014.4.04記載)
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