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2014年04月26日 佼成霊園「聖霊殿入仏落慶式 光明陵建墓式」を挙行 永代供養墓として施設を整備 庭野会長、光祥次代会長が参列


聖霊殿の入仏落慶式典では、庭野会長による「御本尊除幕の儀」が行われました

佼成霊園(東京・東大和市)の「聖霊殿入仏落慶式ならびに光明陵建墓式」が4月26日、同霊園で行われました。庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長、川端健之理事長はじめ、教団役職者、同霊園当番教会の代表者、建設関係者ら132人が参列しました。


聖霊殿

仏舎利塔と納骨堂を併設する旧聖霊殿は昭和49年に建立され、会員が故人を偲(しの)ぶ場として利用されてきました。墓の承継者不在などで継続的な供養が行えないケースの増加や施設の老朽化、霊園全体の整備計画などを踏まえ、今回、「永代供養墓の中心となる納骨堂と供養の場」として聖霊殿が新築されました。最長で故人の三十三回忌まで遺骨を安置できます。


光明陵

光明陵は、聖霊殿での安置期間を終えた遺骨を納める合祀(ごうし)墓。聖霊殿と合わせて永代供養墓の役割を果たします。
聖霊殿で行われた入仏落慶式典では、冒頭、庭野会長によって「御本尊除幕の儀」が執り行われました。川端理事長導師による読経供養に続いて、庭野会長が啓白文を奏上。米多教郎霊園長が建設経過を報告しました。
あいさつに立った庭野会長は、永代供養墓としての聖霊殿の意義を確認した上で、この世に生を受けた人間は必ず「命日」を迎えることに言及。限りある命を感謝の心で生きるために、物事を相対的ではなく、仏の視点ともいえる絶対的な見方で、ありのままに受けとめる重要性を強調しました。
来賓を代表し、同霊園に隣接する武蔵村山市の藤野勝市長があいさつ。入仏落慶と建墓の両式典の挙行に祝意を表し、同霊園と立正佼成会の発展に期待を寄せました。
謝辞に立った川端理事長は、施工業者や地元関係者らの協力に謝意を表した後、「多くの皆さまのお力をお借りして佼成霊園が新たな時代を迎えることを肝に銘じ、心を一つにして精進していくことをお誓い申し上げます」と述べました。
続いて光明陵に場所を移し、建墓式典が実施されました。当番教会代表による除幕の儀の後、米多霊園長を先導に、庭野会長、光祥次代会長、川端理事長による「散供の儀」などが行われました。
聖霊殿は、1階にご宝前が設けられ、永代供養のための戒名を記載した霊鑑(過去帳)を安置します。地下には6048体まで納められる納骨壇と、一時預かりとしての個別納骨壇(1642体)を備えます。
光明陵は中心部に仏舎利を納めるほか、地下に約1万体を納められる大きなカロート(納骨スペース)が置かれます。
同霊園では6月1日から永代供養墓の申し込み受け付けが開始されます。今後、光明陵に続く2基目の合祀墓を建設予定。

(2014.5.9記載)