2014年05月31日
佼成学園創立60周年記念講演会 教育評論家の尾木氏を迎え
佼成学園が今年、創立60周年を迎えることを記念する講演会が５月31日、東京・世田谷区の佼成学園女子中学・高等学校で行われ、同校の保護者ら５４５人が参加しました。教育評論家の尾木直樹氏が『尾木ママと考える「中学・高校生の子どもの心」～グローバル化時代を生きる』をテーマに講演を行いました。
尾木氏は、子供が精神的に自立するには、自己肯定感を持てることが大切と指摘。そのためには、親が全てを決めるのではなく、子供自身に物事を決定させ、責任を持たせることや、失敗しても他人のせいにせず、逃げずに現実と向き合う力を育むことが重要と語りました。
さらに、子供が悪いことをしたと思った時、頭ごなしに叱るのではなく、まずその理由を尋ね、子供の思いに共感することや、子供の良い面を見いだし、愛情を持って褒めることの大切さに言及しました。
(2014.6.6記載)
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