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2014年07月28日 戦闘激化のパレスチナ・ガザ地区に一食平和基金から500万円を緊急支援

パレスチナ自治区ガザにイスラエル軍が侵攻し多くの犠牲者が出ている事態を受け、立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=沼田雄司教務局長)は7月28日、500万円の緊急支援を決定しました。

ガザでは、7月上旬にイスラエル人とパレスチナ人の少年らがそれぞれ拉致・殺害された事件を契機に、イスラーム過激派組織ハマスとイスラエル軍の衝突が激化。国連人道問題調整事務所の発表によると、同26日現在、パレスチナ人の死者は約千人に上り、負傷者は6200人を超えます。また21万5千人以上が避難生活を強いられており、日用品や医薬品の不足も深刻な状況となっています。
同運営委員会では、ガザで救援活動を展開するUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)への支援を決定。浄財は、避難民への食料や住居用テントといった支援物資の配布、負傷者に対する医療活動などに役立てられます。

(2014.8.1記載)