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2014年07月08日 「同宗連」部落解放基礎講座

立正佼成会が昨年4月から2年の任期で議長教団を務める「同宗連」(『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議)の「第29回部落解放基礎講座」が7月8、9の両日、東京・港区の曹洞宗宗務庁で行われ、14教団と2団体から71人が参加しました。

8日、『宗教と部落差別問題――水平社運動が目指したもの』と題して浄土真宗本願寺派西光寺住職の清原隆宣師が講演。差別とは人為的につくられる「間違った物差し」と指摘した上で、差別が人の命を奪いかねない犯罪行為であることを宗教者として認識する大切さを強調しました。
続いて『部落差別の現状と課題』をテーマに、山口県人権啓発センター事務局長の川口泰司氏が講演。差別からの解放は、切られた人間関係をつむぎ直すことから始まると語りました。
9日には、『被差別部落の歴史に学ぶ』と題して、近畿大学教授の北口末広氏が講演しました。

(2014.7.25記載)