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2014年08月19日 庭野会長「第七百三十二回波木井山川施餓鬼法要」で法話 喜んで頂ける人間を目指して 「無財の七施」の意味合いを説明

庭野会長は8月19日、波木井山円実寺(岩田日見住職、山梨県南巨摩郡身延町)で行われた「第七百三十二回波木井山川施餓鬼法要」に佳重夫人と共に参列し、午前、午後の部で法話を述べました。川端健之理事長ら教団役職者をはじめ、51教会から約1200人の会員が参加しました。

円実寺は、鎌倉時代、波木井城の城主・波木井公(南部六郎実長公)が日蓮聖人に寄進したことで知られています。庭野日敬開祖、長沼妙佼脇祖が寺の再興を申し出て以来、交流が続いています。
法要は、午前の部(26教会から602人が参加)、午後の部(25教会から619人が参加)の2回行われました。読経、代表焼香、修法などに続いて、副住職の長谷川喜章(きしょう)師(午前の部)、執事長の筒井治稔(じねん)師(午後の部)があいさつ。次いで庭野会長が法話に立ちました。
庭野会長は、「この世に生を得た以上、人さまに喜んで頂けるような人間となることがテーマと教えられている」と強調。その上で、「無財の七施」(眼施、言辞施、顔施、心施、身施、床座施、房舎施)の意味合いを説明しました。
また空気や水など、生きるために一番大切なものは、基本的に無料であり、思いやりや笑顔など、人生になくてはならないものも、お金がかからないと指摘。それらを人に向けることが、何よりの布施になると述べました。

(2014.8.22記載)