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2014年10月05日 異体同心 「お会式・一乗まつり」大聖堂建立50周年、51年目の門出かみしめ


建立50周年を迎えた大聖堂を前に、雨の中、華やかな演技が披露されました

平成26年次の「お会式・一乗まつり」が10月5日、立正佼成会本部周辺で開催されました。本会発祥の地・修養道場から法輪閣まで練り歩く「一乗行進」には、国内外の支教区、教会、本部班など43隊、約7千人が参加。降りしきる雨の中、マトイや万灯を中心に勇壮な行進を繰り広げました。沿道からは約1万8千人が声援を送りました。行進の模様はインターネットを通じてライブ配信されました。

7000人が行進  雨中にはじける歓喜の笑顔

「お会式・一乗まつり」は、日蓮聖人の遺徳を偲(しの)ぶとともに、「人を救い、世を立て直す」との一念で生涯を貫いた庭野日敬開祖を追慕・讃歎(さんたん)し、報恩感謝の心で菩薩行実践の誓願を新たにするもの。また、参加者や見学者、地域住民らが共に絆、喜び、活力を感応できる「一乗精神」の具現の場としても位置づけられています。
当日は、午前9時から大聖堂で「一乗行進祈願供養」が行われました。庭野光祥次代会長導師による祈願供養に続き、庭野日鑛会長が「お言葉」に立ち、人間としてこの世に生を頂いた喜びを今日の一乗行進で発露して頂きたいと参加者を激励しました。
本会発祥の地・修養道場前で新宿教会会員が発進を宣言し、午後0時20分、「一乗行進」がスタート。本部班を先頭に、マトイ、万灯、山車などで構成された全43隊が、雨に打たれながらも勇壮に中野本郷通りを行進。波羅蜜(はらみつ)橋、大聖堂正面玄関前を通って法輪閣まで練り歩きました。

大聖堂建立50周年を迎えた今年、多くの隊列が布教伝道や菩薩行の実践を誓うメッセージを横断幕や幟旗(のぼりばた)で掲げました。荒川教会は、約180本のペットボトルを材料に大聖堂をかたどった山車を製作しました。三岐支教区は、参加者一人ひとりの誓願が書き込まれたパネルを隊列の先頭に掲げてPR。近畿支教区は、各教会が「感謝・継承・大志」「輝く笑顔を未来に」などのメッセージを染め抜いた色とりどりの幟旗を製作し行進を彩りました。北関東支教区の群馬太田教会は、「八木節」の演奏に合わせて演舞を披露し沿道から喝采を浴びました。
足立教会の隊列で鉦(かね)を担当した会員は、「大聖堂建立50周年の節目の年に『一乗行進』に参加し、多くの先輩方が行進した道を仲間と歩め、感謝が込み上げました。この喜びを胸に、職場でも教えを実践し、法を伝えたい」と語りました。

大聖堂前広場で開催された「一乗物産展」には、各支教区や教会、本会と協力関係にある諸団体が出展。本会「こころ ひとつに」プロジェクトの一環として開かれた「東北復興支援物産展」では、釜石、仙台、石巻の3教会の会員がわかめやかまぼこ、かりんとうなどの名産品を販売しました。会場では光祥次代会長も"売り子"を務め、来場者と触れ合いました。
大聖堂東駐車場の「キッズランド」では、「烈車戦隊トッキュウジャー」のショーが行われました。同会場で予定されていた市民によるダンスショー、エイサーショーは雨天のため中止されました。


会員らと共に、東北の特産品を来場者にPRした庭野光祥次代会長


モンゴルに法の種をまいた渋谷教会の会員たちと共に、笑顔で行進するウランバートル支部の会員


「好きっちゃ小倉 ひまわり隊」の横断幕を掲げ、元気よく行進した小倉教会

(2014年10月10日記載)