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2014年10月11日 市民と共に「第38回生誕地まつり」 十日町市に1万9000人参集 庭野会長があいさつ

庭野日敬開祖の生誕地・新潟県十日町市で10月11、12の両日、「第38回生誕地まつり」(主催・生誕地まつり実行委員会)が開催されました。2日間で市民や立正佼成会会員ら1万9千人が参集。庭野日鑛会長はじめ川端健之理事長ら教団役職者も参加しました。

「生誕地まつり」は、同市の名誉市民である庭野開祖を讃(たた)える人々が集い、文化的交流を深めるとともに、十日町市の振興・発展に寄与することが目的。同市観光協会、商工会議所、「庭野日敬師に学ぶ会」、本会十日町教会をはじめとする地元の団体や企業が実行委員会を構成しています。

11日午後、十日町地域地場産業振興センター(クロス10(テン))大ホールで「ふるさと交流会」が行われた後、菅沼・大池で「第26回大池灯籠(とうろう)流し」(主管・美佐島地区振興会)を実施。「平安」と揮毫(きごう)した庭野会長の灯籠が自らの手で池に浮かべられたほか、「思いやりいっぱい」「笑顔」などと記された灯籠が流され、市民、会員約1500人が世界平和を祈念しました。

翌12日朝、同市博物館前遺跡広場内の「庭野日敬先生胸像」前で開会式が行われた後、午前9時から「市中行進」がスタート。地元の十日町市民吹奏楽団や同市舞踊協会、大太鼓「雪花会」のほか、本会から59教会が参加しました。マトイ・万灯行進のほか、伊那教会の「勘太郎道中踊り」、磐城教会の「フラダンス」といった郷土の伝統芸能や祭りなど地域色を生かした行進が観客を楽しませました。また、今年は福島支教区(福島県内9教会)が初参加。横断幕を掲げてマトイ行進を行い、東日本大震災並びに東京電力福島第一原子力発電所の事故に際する支援に感謝を表すとともに復興を祈念しました。行進の様子は同市観光協会のホームページでライブ中継されました。

なお、周辺の通りではまつり参加者が自慢の芸を披露する「駅通りなんでも自慢カーニバル」や十日町市や全国各地の特産品が販売される「全国特産市場」、地元の若者たちによる「ウェルカム屋台村」が催されました。
閉会式では同まつり実行委員会会長の村山義政十日町市観光協会長、泉田裕彦新潟県知事、関口芳史十日町市長のあいさつに続き、「追い込み」が行われました。最後に庭野会長が登壇し、市民やまつりの関係者、行進参加者に謝意を表しました。

(2014年10月17日記載)