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2014年11月16日 いのちのアンケート報告会開く WCRP日本委女性部会

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会女性部会の「いのちについてのアンケート報告会」が11月16日、セレニティホールで行われ、同部会員ら約100人が参加しました。

若者の自殺者が増加している現状を踏まえ、青少年の心の問題を探るため同部会が実施した「いのちについてのアンケート」(いのちに関する意識調査)の結果を報告し、今後の取り組みを考えるもの。
調査は15歳から25歳までの男女を対象に第1次(宗教関連の教育機関など)、第2次(一般教育機関など)の2回行われ、2780人が参加しました。
報告会では、調査結果に基づく分析を紹介。人間関係が希薄で、親や身近な人から愛されている実感の少ない人は、いのちを否定的に考える傾向があること、自分のいのちを尊べる人は他人のいのちも大切にし、思いやりの行動につながりやすいことなどが示されました。
これらを受け、今後の取り組みとして、学校教育に宗教教育を導入するための働きかけ、家庭教育や世代を超えた交流の推進、市民への啓発などが提案されました。

(2014年11月21日記載)