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2014年12月04日 WCRP日本委学習会

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の核兵器廃絶・軍縮タスクフォースによる学習会が12月4日、普門館国際会議室で行われ、32人が参加しました。

学習会ではWCRPの軍縮活動の報告に続き、元国連アジア太平洋平和軍縮センター所長で、京都外国語大学教授の石栗勉氏が『戦後70周年における核兵器廃絶の課題』と題して、講演を行いました。
石栗氏は、2010年のNPT(核不拡散条約)再検討会議で決議された勧告や行動計画を評価。その上で、来年の同会議開催に向け、核軍縮措置実施の進捗(しんちょく)状況の報告や、核軍縮、核不拡散に関する教育の継続の必要性を訴えました。また、同会議で核削減を含む具体的な文書を作成することを提案しました。

(2014年12月12日記載)