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2014年12月10日 「キリスト教と仏教の対話会議」川本中央学術研究所所長が参加

イタリア・カトリック司教会議のキリスト教一致と諸宗教対話事務局は12月10日、バチカン諸宗教対話評議会とイタリア仏教協会(UBI)と協力し、「キリスト教と仏教の対話会議」をローマ市内で開催、両宗教の指導者約200人が参加しました。立正佼成会から、川本貢市・中央学術研究所所長が出席しました。

会議のテーマは『われわれの世代に道をつける/(経済)危機の人間学的影響』。現代世界のさまざまな危機の人間学的、経済的側面を両宗教の視点から検討し、違った道を歩みながらも、両宗教の協力の可能性を模索することが目的です。
開会式では、イタリアカトリック司教会議事務局長のヌンツィオ・ガランティーノ司教とUBIのジャンフランコ・ルスティリッシミ会長があいさつ。その後、両宗教の代表者が次々と登壇し、それぞれの立場から現代世界の危機状況への挑戦について発表しました。
川本所長は、参加者たちに中道の視点から大乗仏教の「経済思想」を説明し、本会の「一食を捧げる運動」と東日本大震災の被災地で行われている「こころ ひとつに」プロジェクトを紹介しました。

(2014年12月19日記載)