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2015年02月26日 第46回「青年の日」5月17日(日)実施概要 『大志 社会変革の風をおこそう』 「一食運動」40年 一層の推進に力点

全国の青少年部員が地域社会、世界平和のために菩薩行の実践に励む第46回「青年の日」の実施概要がこのほど、青年グループより発表されました。テーマは『大志~社会変革の風をおこそう』。スローガンに「わかちあいの心をひろげよう」が掲げられました。5月17日を中心に全国各教会で独自の活動が展開されます。

「青年の日」は1970年にスタートして以来、毎年5月の第3日曜日を中心に全国各教会がさまざまな活動を実施しています。
今年の実施概要では、「一食(いちじき)を捧げる運動」提唱40年の節目にあたり、一食運動の一層の推進に力点が置かれています。特に、「一食ユニセフ募金」を通して「同悲」「祈り」「布施」という一食運動の精神を広く市民に伝える重要性が強調されています。一食運動とユニセフに対する理解と協力が得られるよう、献金者には「ユニセフサポーターステッカー」が配布されます。
第46回「青年の日」の実施概要は次の通り。

【テーマ】
大志~社会変革の風をおこそう

【スローガン】
わかちあいの心をひろげよう

【実施日】
5月17日(日)

【目的】
社会や国家、そして世界平和のために具体的な菩薩行実践を行い、その活動を通して青少年育成を図ります。

【統一プログラム】
1.「全国青年平和の祈り」
「青年の日」当日、正午に1分間、各会場や教会、家庭、職場、街頭で祈りを捧げます。
2.「一食ユニセフ募金」キャンペーンへの参画
「一食ユニセフ募金」を通して市民に一食運動の精神を伝えます。

【後援団体】
日本ユニセフ協会、国連UNHCR協会、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日事務所、国連世界食糧計画WFP協会、開発教育協会、明るい社会づくり運動、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会、新宗連(新日本宗教団体連合会)
※主催名が「立正佼成会」でない催しの場合には、前記の後援団体名は無断で使用できません。詳しくは青年グループまでお問い合わせください。

第46回「青年の日」に向けて 青年本部長 泉田 和市郎

今年は終戦から70年、「一食(いちじき)を捧げる運動」提唱から40年という大きな節目の年を迎えました。
戦後70年が経ち、日本は経済的に豊かになりましたが、世界では紛争、戦争、飢餓などで命が脅かされる状況があります。どうしたら平和を構築できるのか、私たちにできることは何かを、皆さまと真剣に考え、できるところから地道に実践してまいりましょう。
法華経の「従地涌出品(じゅうじゆじゅつほん)第十五」には、地涌(じゆ)の菩薩の経文があります。地球に住み、苦しみを味わっているわれわれこそが救いの担い手なのです。
一食運動は本会が長年、世界平和のために取り組んできた運動の一つです。いつでも、どこでも、だれでも、いつまでも、平和への祈り、同悲、布施(献金)が同時に実践できる一食運動を大切な菩薩行として自覚し、これからも家庭、社会、世界の平和実現に向けて取り組んでまいりたいと思います。
私たちは、地球に生きるすべての生命を尊び、平和への行動を惜しまぬサンガです。今年も「青年の日」を契機に、より豊かで思いやりあふれる世界を築いていきましょう。

合掌

(2015年2月27日記載)