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2015年05月28日 『法華経――時、空間、文化』をテーマに法華経国際会議

『法華経――時、空間、文化』をテーマに「法華経国際会議」(国際伝道グループ主催)が5月28日から6月1日まで、埼玉・比企郡嵐山町の国立女性教育会館はじめ立正佼成会本部施設などを会場に開催されました。米国、カナダ、日本から宗教学者14人が参加。本会からは庭野統弘学林学長、本会国際アドバイザーのミリアム・レヴェリング博士、同ドミニク・スケランジェロ師が出席しました。レヴェリング博士が同会議のコーディネーターを務めました。

同会議は、宗教間対話や法華経への関心、理解を深めることを目的に平成6年から開催されています。参加者は、論文を発表し、それに基づく議論を交わしました。
『現代に向けた法華経のメッセージ――常不軽菩薩の仏性礼拝行』と題し発表した庭野学長は、法華経が成立した時代背景に触れながら、仏性礼拝行を続けた常不軽菩薩に言及。多様な暴力が存在する現代社会で調和を実現していくためには、日常生活の中で自他の仏性を拝んでいくことが大切と述べました。
なお、参加者は1日、本会の新宿教会を訪問。「布薩の日」式典に参列し、法座に加わりました。このあと明治神宮に参拝しました。

(2015年6月11日記載)