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2015年06月15日 KAICIID主催の対話フォーラムに光祥次代会長が出席

『宗教の名のもとに行われる暴力に対する連帯――ヨーロッパにおいて表現の自由と信教の自由はどのように共存するのか』をテーマに、KAICIID(アブドッラー国王宗教・文化間対話のための国際センター)主催の宗教指導者とメディア関係者との対話フォーラムが6月15、16の両日、フランス・パリ市内のホテルで開催され、約50人が参加しました。立正佼成会からKAICIID理事の庭野光祥次代会長が出席。根本昌廣外務部長が随行、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会から和田めぐみ総務部長が同行しました。

フォーラムは、今年1月、フランスの「シャルリー・エブド」紙が風刺画を掲載したことに対し、過激派がその本社を襲撃したテロ事件などを背景にテーマが設定され、全体討議とグループワークなどで議論が深められました。宗教者とメディアが、人類の共生という共通のミッションを有していること、手を携えて暴力やヘイトスピーチに対応する役割があること、互いに学び合い、理解を深め、「共感の文化」の構築に協力して取り組んでいく重要性などを確認。「宗教の名を利用して行われる暴力の不当性を発信するメディアの役割」「ヘイトスピーチに対するさらなる法規制」など8項目の協働の提案が示されました。
なお、17日には、KAICIIDの理事会が開かれ、戦略行動計画の枠組み、事業の内容などが検討されました。

(2015年7月 2日記載)