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2015年07月28日 44年ぶりの日本開催「世界スカウトジャンボリー」 本会が初参加

『和:a Spirit of Unity』をテーマに「第23回世界スカウトジャンボリー」(世界スカウト機構主催)が7月28日から8月8日まで、山口市のきらら浜をメーン会場に開催されました。立正佼成会は「信仰奨励ゾーン」にブースを初出展し、教団の歩みや儀礼作法などを参加者に紹介。「世界仏教スカウトのつどい」に久井快哲青年グループ次長が出席しました。

世界スカウトジャンボリーは、4年に一度開かれるボーイスカウトの世界最大のイベント。44年ぶりに日本で行われた今大会には、150を超える国と地域から14~17歳の少年少女や18歳以上の指導者ら約3万4000人が参加し、キャンプ生活をしながら「地球開発村」や「自然探求」といった11のプログラムに取り組みました。
世界スカウト機構憲章では、団員に明確な信仰を持つことを奨励しており、大会期間中、信仰心の高揚を図ることを目的に「信仰奨励プログラム」が実施されました。本会を含め、キリスト教、イスラームといった22の宗教宗派が「信仰奨励ゾーン」でブースを設置。それぞれの宗教儀礼や教義などを紹介しました。本会のブースでは、佼成スカウト協議会のメンバー4人が、各国の参加者に教団の歩みや儀礼作法、「一食(いちじき)を捧げる運動」などを説明しました。
2日には、宗教ごとに「信仰奨励の集い」が実施されました。日本仏教スカウト協議会による「世界仏教スカウトのつどい」が行われ、本会から、久井次長、佼成スカウト協議会議長(75)=練馬教会=が出席。真宗大谷派の大谷暢裕鍵役を導師に読経供養が営まれる中、日本スカウト連盟や各宗派の代表者と共に焼香を行いました。
また、同日夜に開催された全体式典では、皇太子さまがあいさつを述べられました。

(2015年8月 6日記載)