開祖さま「ご生家」で行われた「あさげの祈り」(ご供養)。導師、脇導師のお役者が感想を発表しました
新潟・十日町市菅沼で3月19日、少年部員を対象とした「菅沼子ども村」(青年ネットワークグループ主管)が開村しました。庭野日敬開祖の生誕110年にあたる今年、第1組には、南九州支教区(熊本、八代、宮崎、高鍋、延岡、鹿児島、沖縄)と宮田教会の少年部員ら85人が参加。2泊3日の行程を通し、庭野開祖、庭野日鑛会長の少年時代を追体験しました。8月23日までの期間中、全国から約1000人の少年部員が現地を訪れます。
雪の中で、菅沼の自然を満喫する少年部員。今年、全国から約1000人の少年部員が現地を訪れ、庭野開祖、庭野会長の少年期を追体験します
庭野開祖の生誕地であり、庭野会長が少年期を過ごした菅沼で行われる「子ども村」は、教団創立60周年記念事業の一環として1998年にスタート。庭野開祖、庭野会長の幼少期を追体験し、自然の中で生かされ生きる力を養うとともに、自ら進んで菩薩行を実践できる少年部員になることを目的としています。3年前からは、季節に合わせた数十種類のプログラムの中から各支教区や教会が自由に選択できるようになっています。
今年の1組目となる南九州支教区と宮田教会のテーマは『菅沼ウォッチ~出てこい新しい自分!GETだぜ!!』。九州では降雪が珍しいこともあり、雪に親しむプログラムが多く組まれました。
19日午後、生誕地道場で開村式が行われ、清永智久習学部次長(青年ネットワークグループ)があいさつ。「開祖さまが親しまれた自然や郷土料理を通して、自分の体で開祖さまを感じてください」と語りかけました。この後、参加者は「焼き板名札づくり」に挑戦しました。
20日、参加者たちは紙芝居を通して庭野開祖の少年時代を学んだ後、ウォークラリー形式で菅沼を散策する「菅沼めぐり」に臨み、「ご生家」や旧大池小学校など、庭野開祖ゆかりの地を巡りました。またこの中で、子供の健やかな成長を願って冬に行われる伝統行事の「子安観音団子まき」を体験。生誕地道場の近くに建つ子安観音堂で、少年部スタッフが雪上に団子を投げると、子供たちから歓声が上がりました。昼には、「子ども村」名物の「たっしょもん巻き」にチャレンジ。班員と協力し、長さ約80センチの巻きずしを完成させました。「ご生家」近くの自由広場では、雪合戦やそりすべりなどを行い、雪深い菅沼の自然を満喫しました。
参加した少年部員(10)=沖縄教会=は、「こんなにたくさんの雪を見たのは初めてでびっくりしました。開祖さまはおじいちゃんや校長先生の言葉を素直に聞いて、仏さまや神さまを拝んでいてすごいなと思いました。僕も開祖さまや会長先生のように素直な心や優しい心を持てるようになりたい」と語りました。
(2016年3月24日記載)
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