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2016年07月23日 開祖記念館開館10周年記念公開講座 新潟教会で樋口美作氏が講演

開祖記念館の開館10周年記念公開講座「出会いを語る」(全5回)の第3回が7月23日、新潟教会で開催され、日本ムスリム協会名誉会長の樋口美作師が講演した。同講座は庭野日敬開祖の功績の顕彰が目的。新潟支教区の会員約450人が参集した。

講演の中で樋口師は、1995年に行われた世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会主催によるシンポジウム「21世紀への提言――日本会議」の開会式の席上、庭野開祖が「山、もし我に来たらずば、我、山にいくべし」というイスラームの「ハディース」(預言者ムハンマドの言行録)の一節を引用してあいさつの言葉を述べたエピソードを紹介。「イスラームの教えを語った庭野開祖の姿に宗教の違いを乗り越えた寛大さと勇気、スケールの大きさを感じ、とても感激しました」と当時を回想した。
さらにWCRP/RfPが今日のような発展を遂げたのは、「一乗の精神に貫かれた庭野開祖の揺るぎない信仰心と文化と伝統を重んじる心、人々を魅了する誠実で親切なお人柄によるところが大きかった」と讃(たた)えた。

(2016年8月 4日記載)