参加者は出航を前に、法輪閣で庭野会長に面会。代表者が「新・学生の船」の意義を説明し、決意を発表した
大型客船に乗船し、船中や寄港地で学びを深める「新・学生の船」(主管=青年ネットワークグループ、団長=清永智久習学部次長)の一行97人が8月15日午後の出航に先立ち、同日午前に法輪閣ロビーで庭野日鑛会長と面会した。
「新・学生の船」は初めての取り組みで、今年次の「全国大学生塾」の塾生をはじめ、各塾生の所属教会の中高校生がさまざまなプログラムに臨み、研さんし合うもの。特に、大学生、高校生、中学生が一緒の“隊”を構成し、異なる年代のメンバーが協力することで思いやりや敬いの気持ちを醸成する「ブラザー・シップ」が特徴になっている。また、世界各国の一般乗船者との出会いもあり、信仰者としての自覚や自信を養い、寄港地での平和学習を通して本会の活動や平和の尊さを学ぶことを目的とする。
15日午前、法輪閣ロビーで参加者の練馬教会学生部副部長(21)が「新・学生の船」の意義を説明し、秩父教会学生部副部長(19)が決意を発表した。
庭野会長はこれを受け、昭和50年に実施された「第3回青年の船」に名誉団長として参加した当時の様子を紹介しながら、人間関係では「礼に始まり礼に終わる」という姿勢が大切と強調。「人と会ったら礼をしっかりとすること。この一つを心に銘じて乗船し、無事に帰ることを祈っております」と参加者を激励した。
一行は、15日午後に横浜港を出発した後、清水、別府、鹿児島、韓国・釜山、名古屋の各港で下船。寄港地では大分・宇佐市の宇佐神宮への参拝、鹿児島・南九州市の知覧特攻平和会館での慰霊供養のほか、韓国では慶州市にある在韓日本人妻の保護施設「慶州ナザレ園」や仏国寺などを訪れ、24日に横浜港に帰着した。
(2016年8月25日記載)
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