2016年08月31日
「親子で取り組むゆめポッケ」 今年のキャンペーン期間が終了
紛争や対立で傷ついた世界の子供たちへ、本会の小学生、中学生がおもちゃや文房具を手作りの袋に詰めておくる「親子で取り組むゆめポッケ」(青年ネットワークグループ主管)のキャンペーンが8月31日、終了した。6月1日からの期間中、全国の教会で活動の趣旨や「一食(いちじき)を捧げる運動」について学ぶ学習会が行われ、各家庭を中心にゆめポッケ作りが進められた。
津教会は8月20日、家庭で作ったゆめポッケ399個を持ち寄り、発送セレモニーを実施した。少年部員と青年婦人部員ら102人は、梱包(こんぽう)作業を行った後、読経供養を厳修。少年部員が導師、脇導師を務め、ゆめポッケを受け取る海外の子供たちに思いを馳(は)せた。
参加した少年部員(10)は、「これからも活動を続け、いつか自分で直接ゆめポッケを届けたい」と話した。
1000個を目標に掲げ、取り組んだのは土浦教会。今年5月に教会発足60周年を迎え、節目の年に世界の平和を願って計画された。20日、教会道場で少年・学生部員とその保護者ら177人がノートやぬいぐるみ、英語のメッセージカードなどを袋に詰めた後、ご宝前に供え、読経供養を通して平和を祈念。翌日、ゆめポッケを発送した。
土浦教会少年部長(41)はキャンペーンを振り返り、「子供たちは自分にできることを率先して見つけ、協力して袋詰めに取り組んでくれました。平和や幸せについて考えられるように育っていると実感でき、子供たちの一生懸命な姿勢に触れ、親である私たちが教えられました」と語った。
(2016年9月 1日記載)
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