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2001年05月15日 タイ・マヒドール大の教授・学生が立正佼成会訪問

タイ国立マヒドール大学・宗教学科の学科長、教授、学生など23人が、15日から21日まで、立正佼成会の受け入れで来日し、日本の宗教事情などを視察しました。

マヒドール大学・宗教学科は、タイで最初の宗教総合教育機関として1998年に創立されました。上座部仏教僧侶と一般在家学生が同じカリキュラムを学ぶなど、聖(出家僧侶)と俗(在家者)の区分けの厳しいタイでは画期的な試みと受けとられています。
同学科は、以前から立正佼成会バンコク支部と交流を深めています。昨年は、9人の学生が課題レポート作成のため、支部道場を参拝。法座に参加するなどして、会員たちとの交流を深めています。
また学科長のピニット・ラタナクン教授は、大学院で学んでいた頃、庭野日敬開祖の著書『道を求めて70年』(英訳本)に出会い、表紙に掲載された庭野開祖の笑顔に感銘を受けたといわれます。バンコク支部布教員に対し、「精神的にかなり高い境地に達しないと、このような笑顔にはならない。出家をしなくても精神的に向上できることを、タイ人僧侶も知らなければならない」と話されています。
今回、来日した一行は、まず立正佼成会の第二団参会館で研修などを受けたあと、奈良、京都、大阪に移動。天理教本部、龍谷大学、相國寺などを訪問しました。15日には、大聖堂で庭野会長にあいさつ。タイ仏教式の供養を捧げました。

(2001.05.25 記載)