新宗連(新日本宗教団体連合会)の「第25期第5回理事会」が2月9日、東京・渋谷区の妙智會教団本部で開催され、理事、全国総支部の役員ら56人が参加しました。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新宗連理事)、渡邊恭位理事長(同常任理事)、川端健之総務局長(同企画委員長)が出席しました。
理事会の冒頭、岡野聖法理事長(解脱会法主)があいさつ。今年の干支(えと)にちなみ、トラは日に千里を行き千里を帰るという故事を紹介し、宗教者として行動し続ける大切さを強調しました。その上で、今年度の事業計画案の方向性を示し、来年の新宗連結成60周年に向け大きな成果を上げられるよう協力を呼びかけました。
続いて、役員人事に関し、力久隆積政治委員会委員長(善隣教教主)の退任に伴い、齋藤賢一郎妙智會教団理事が新委員長に選出されたことが報告され、岡野理事長から齋藤新委員長に委嘱状が伝達されました。
審議事項として、平成22年度事業計画案、同予算案が諮られ、了承されました。また、WCRP(世界宗教者平和会議)グローバル・ユースネットワークによる「ARMS DOWN! 共にすべてのいのちを守るためのキャンペーン」への協力、今年夏の参議院議員選挙比例区で、新宗連として喜納昌吉(きなしょうきち)、白眞勲(はくしんくん)、藤末健三の3氏を候補者として推薦することが承認されました。
さらに、新宗連結成60周年記念事業の進捗(しんちょく)状況が報告され、この中で、新公益法人制度への移行に伴う対応や、教団人セミナーの開催などが紹介されました。
次いで、報告事項として、ハイチの震災被害者に対する新宗連国際救援基金からの支援金拠出、生命倫理研究会から「生命倫理ノートⅡ」が発刊されることなどが伝えられました。
理事会後、『平和と自由』をテーマに政治学習会が行われました。
(2010.2.19記載)
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