2010年02月20日
WCRP日本委婦人部会が「宗教別学習会」
WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会婦人部会(部会長・森脇友紀子カトリック東京大司教区アレルヤ会会長)は2月20日、東京・渋谷区の日本ユダヤ教団で「平成21年度宗教別学習会」を開催しました。5教団から8人が参加しました。
「宗教別学習会」は同部会の委員らが、WCRP日本委加盟教団ほかさまざまな教団を訪問し、諸宗教の歴史や教義について学び、相互理解を深めることが目的。ユダヤ教施設への訪問は今回が初めてとなります。
当日午前、参加者は同教団の信徒約20人と共に、礼拝施設のシナゴーグで行われた土曜礼拝に参加。午後は、ラビのアントニオ・ディジェス師からユダヤ教の教義や歴史について説明を受けました。
この中でディジェス師はユダヤ教の戒律に言及し、神の言葉とされる聖書をはじめ聖典には、日常生活の中で守るべき613の戒律が示されていると紹介。「神は、多くの戒律を定め、それに即した生活を送るよう私たちに望んでいます」と述べました。また、祈りの意義に触れ、「常に神への感謝を捧(ささ)げ、自らの幸福だけでなく周囲全体の幸福を祈ることが求められています」と語りました。
(2010.2.26記載)
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