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2010年02月13日 新宗連青年会「第22次アジア青年平和使節団」がタイへ

新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)による「第22次アジア青年平和使節団」(団長・保積志弘同青年会委員長=大和教団嗣親)の一行12人が、2月13日から19日までタイを訪れました。同青年会結成50周年記念事業として実施された今回、ナムトクの丘でサンプラプーン(タイ式供養塔)がリニューアルされ、併せて「世界平和祈念式典」が行われました。これらの催しに、新宗連(新日本宗教団体連合会)加盟教団代表者や同青年会OBらも参列。立正佼成会からは松本貢一青年本部長(WCRP=世界宗教者平和会議=日本委員会青年部会幹事長)はじめ、長谷川泰弘バンコク教会長、本部スタッフらが参加しました。

タイ・ナムトクの丘のサンプラプーンは、昭和49年、「第1次東南アジア青年平和使節団」が現地に派遣された際、建立されました。第二次世界大戦中、日本軍の「泰緬(たいめん)鉄道」建設で犠牲になった連合軍捕虜らの追悼と世界平和への願いが込められています。
15日、ナムトクの丘でのセレモニーでは、深田充啓新宗連名誉理事長(円応教教主)と保積団長が、サンプラプーンの新しい社を基礎部分に安置。バラモン教司祭による祈祷(きとう)、僧侶(そうりょ)による読経供養が行われました。
続いて、「世界平和祈念式典」を実施。代表者による献花、参加者による献香のあと、保積団長がサンプラプーン再建の経緯を報告し、「建立当時の先輩方の願いを継承していきたい」と決意を述べました。「第1次東南アジア平和使節団」の団長を務めた深田名誉理事長のあいさつに続き、教団別礼拝が行われました。
一行はまた、16日にバンコク近郊のマヒドン大学を訪れ、宗教学カレッジの学生と交流。17日には、同カレッジの授業で、久保田諭史新宗連青年会事務局長が新宗連と同青年会について紹介し、各教団代表者がそれぞれの教団の概要を説明しました。このあと、質疑応答が行われました。

(2010.2.26記載)