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2010年03月14日 WCRP日本委青年部会が銀座で「ARMS DOWN!」をPR

東京・銀座の松屋通りで3月14日、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会青年部会が「ARMS DOWN! 共にすべてのいのちを守るためのキャンペーン」のPR活動を実施しました。

同キャンペーンは、WCRPグローバル・ユースネットワークが主導し、核兵器廃絶、軍縮と開発の促進を目指して全世界で展開するもの。当日は、銀座での取り組みに先立ち、東京大空襲や関東大震災の犠牲者が眠る東京・墨田区の東京都慰霊堂で「平和の祈りの集い」を開催。み霊(たま)に追悼の誠を捧(ささ)げ、世界平和への誓いを新たにし、PR活動に臨みました。WCRPに加盟する宗派・教団をはじめとする国内の青年宗教者ら30人が参集。立正佼成会からは同青年部会幹事長の松本貢一青年本部長、キャンペーンの本会実行委員長の藤田桂一郎・墨田教会青年部長らが参加しました。
「平和の祈りの集い」の冒頭、キャンペーンの国内実行委員長であり、同青年部会副幹事長の八坂憧憲・中山身語正宗青年本部長があいさつ。八坂師は、「キャンペーンは、人間が理不尽な死を遂げることなく、人間らしく生きていける平和な世の中をつくるための活動」と述べ、取り組む上での心構えを語りました。次いで、犠牲者の冥福と世界の恒久平和実現を祈念し、参加者全員で黙とうを捧げました。
このあと、銀座に移動した参加者は、松屋通りでキャンペーンをアピール。のぼりやポスターを掲げ、通行人に核兵器廃絶や軍縮の重要性を訴えながらチラシやカードを配布し、協力を呼びかけました。署名をした男性(72)は、「戦争は絶対にやってはいけない。若い人たちがこうして軍縮や核兵器の廃絶を呼びかけるのはとても素晴らしいこと。これからも戦争で苦しむ人々のために頑張ってもらいたい」と語りました。

(2010.3.19記載)