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2001年05月31日 聖エジディオ共同体の事務総長が来会

聖エジディオ共同体(本部・ローマ、アンドレア・リカルディ会長)のアルベルト・クァトルッチ事務総長とアゴスティーノ・ジョバニョーリ・アジア担当部長が、5月31日、立正佼成会を訪れ、庭野日鑛会長と懇談しました。

カトリックの在家運動体である聖エジディオ共同体は、1万8千人のメンバー全員が種々のボランティア活動に従事しています。社会的に弱い立場に置かれている人々の救済や国際紛争の調停も行っています。また、諸宗教対話の促進にも力を入れており、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の呼びかけで実現した「諸宗教による世界平和祈願の日」(1986年、イタリア・アッシジ)の精神を継承し、毎年、「人々と諸宗教の出会いと平和の祈りの集会」を主催しています。1999年には「第16回庭野平和賞」も受賞しました。
庭野会長との懇談では、クァトルッチ氏が、今年の"集い"をスペインのバルセロナで開催することを報告。15回目という節目を迎えることから、「この集会の立ち上げにご尽力くださった方々の精神を顕彰し、宗教間対話の機運をさらに盛り上げていきたい」と決意を語ると共に、立正佼成会と聖エジディオ共同体がさらに友好関係を深めていくことの大切さを強調しました。

(2001.06.06記載)