2010年08月13日
「ゆめポッケ親子ボランティア隊」フィリピンの子らと交流し帰国
8月7日に日本を出発した「平成21年次ゆめポッケ親子ボランティア隊」(隊長=松本貢一青年本部長)の一行39人が13日、訪問先のフィリピン・ミンダナオ島から帰国しました。
同島は、長年にわたりフィリピン政府と先住のムスリム系住民の間で土地の自治権をめぐる争いが続いています。その影響で多くの子供たちが傷つき、困難な生活を強いられていることから、立正佼成会では昨年より、現地NGO(非政府機関)のMCL(ミンダナオ子ども図書館)の協力を得て、「ゆめポッケ」を配付しています。
ボランティア隊は、同島に届けられた1005個のうち862個をMCLのサポートを受けて生活する子供たちをはじめ、南ダバオ州内の三つの村の子供たちに手渡しました。また、歌やダンス、紙芝居などを披露し交流を深めました。
このほか同島では第2次世界大戦中、日本軍と米軍・フィリピンゲリラ兵による激戦が行われたことから、ミンタルにある日本人墓地を訪れ、すべての紛争・戦争犠牲者のための慰霊供養を行いました。
(2010.8.20記載)
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