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2010年08月31日 「ゆめポッケ」キャンペーン期間終わる

紛争や対立で傷ついた世界の子供たちを勇気づけようと、立正佼成会の小・中学生が文房具やおもちゃなどを詰めた手作りのポッケをおくる「ゆめポッケ」(主管・青年本部、教務局社会貢献グループ)のキャンペーン期間が8月31日、終了しました。6月1日からの期間中、全国では各家庭を中心に真心を込めたポッケ作りを展開。キャンペーン終了間近の8月下旬には、多くの教会でポッケの箱詰め作業や発送式が実施されました。

下関教会では8月19日、「ゆめポッケ出発セレモニー」を開催し、学生部員や少年部員ら40人が集いました。当日は、セレモニーを前にポッケの中身を確認。式典では、箱詰めしたポッケをご宝前に奉納し、読経供養を行った。続いて「トリル」に扮(ふん)した学生部員が登場し、「ゆめポッケ」の配付地域や運動年数など、ポッケにまつわるクイズを出題。参加者全員で学びを深めたあと、少年部員ら3人がポッケ作りを通しての感想を発表しました。参加者の一人は、「自分のおもちゃをあげてしまうのは寂しいけど、悲しんでいる人が元気になってくれたらうれしい。戦争が早く終わって、核や武器のない世の中になってほしいです」と語りました。
家庭での取り組みに力を注いだ福島教会では、ポッケ作りにあたり、各家庭で祈願供養を実施。親子で配付地域の子供たちに思いを馳(は)せながらポッケ作りに励みましだ。8月22日の発送式では15人の少年部員が箱詰め作業のあと、読経供養を行い、祈りを込めて箱を載せたトラックを見送りました。
このほか、東松山、八王子、松江など多くの教会が発送式の中でポッケ作りの感想発表を行い、部員たちは互いの学びを分かち合いました。
全国の教会から寄せられたポッケは、今後、アゼルバイジャン、アフガニスタン、パレスチナ自治区、レバノン、フィリピンに輸送され、協力団体を通じて厳しい状況下で暮らす子供たちに手渡される予定です。

(2010.9.3記載)