新宗連(新日本宗教団体連合会)の平成22年度全国総会が10月26、27の両日、北海道旭川市内にあるパーフェクト リバティー教団旭川教会、立正佼成会旭川教会を主会場に開催されました。これに、理事、評議員、各総支部の会長、事務局長、オブザーバーら97人が参加。本会からは庭野日鑛会長(新宗連特別顧問)、庭野光祥次代会長(同理事)、渡邊恭位理事長(同常任理事)、川端健之総務局長(同企画委員長)はじめ各総支部の役員を務める教会長らが出席しました。
全国総会では、2年間の任期満了に伴い、第26期の理事長、副理事長、常任理事、理事、評議員が新たに選出されました。その結果、理事長に岡野聖法・解脱会法主が再任されました。
27日の「第25期第8回理事会」で、評議員130人が決定。続いて行われた「第26期第1回評議員会」で、理事29人、監事2人の就任が受諾されました。新たに理事となったのは、眞塩陽一郎・七曜会理事長、山本行德・宝生教教会長、力久道臣・善隣教教主の3人。
さらに、「第26期第1回理事会」で、理事の中から理事長、副理事長4人、常任理事11人が選出されました。新たに宮本けいし・妙智會教団理事長が、副理事長となりました。庭野日鑛会長は引き続き特別顧問として運営を支えるほか、庭野光祥次代会長は理事に、渡邊恭位理事長は常任理事に再選されました。
新任副理事長の宮本師は、「誠心誠意お役の名に恥じない努力を今後もさせて頂きます」とあいさつ。新任理事の力久師は、「諸先生方に開いて頂いた道、宗教協力の輪をさらに広げていきたい」と抱負を語りました。
「第25期第8回理事会」では、新宗連が公益財団法人へ移行するのに伴う「会計処理規定」「印章取扱規定」の整備について話し合われ、原案が一部修正の上、決定されました。
また、平成23年の結成60周年記念事業について審議され、実施要綱と予算が決定されました。
これによると、来年10月17日、東京・渋谷で記念集会と祝賀会がそれぞれ開かれるほか、各総支部・協議会でも来年から再来年にかけ、記念集会が行われます。「新宗連60年のあゆみ」が記念誌や記念映像としてまとめられ、パンフレットも作成されます。昨年3月から実施中の「教団人セミナー」も来年9月まで行われ、記録集が編集されます。
このほか、企画委員会の川端健之委員長(本会総務局長)が、奄美大島の集中豪雨被災者への緊急支援として、国際救援基金から100万円拠出することなどを報告。新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)の保積志弘委員長(大和教団代表役員)が、青年会結成50周年の大綱が11月の全国総会で審議されること、5カ年計画の最終年にあたる今年次の「屋久島スタディーツアー」を、12月に実施することなどを発表しました。
全国総会では学習会が行われ、北海道大学大学院文学研究科の櫻井義秀教授が講演。カルト教団について認識する大切さを強調しました。
「第26期第1回理事会」のあと参加者は、深川市にある加納太霊教院を訪れ、太霊殿に参拝しました。
(2010.11.5記載)
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