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2011年03月24日 WCRP日本委員会 庭野理事長がメッセージを発表、第1次義援金を送付

東日本大震災の発生を受け、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の庭野日鑛理事長は、『東日本大震災 被災地の皆様へ』と題するメッセージを発表しました。

庭野理事長はこの中で、犠牲者の冥福を祈り、被災者にお見舞いの意を表した上で、WCRPの国際ネットワークに参画する世界の諸宗教指導者から続々とメッセージが寄せられていることを紹介。「そのすべてが、被災地の皆様の状況に心を痛め、悲しみ、苦しみを分かち合い、強い連帯を表明しています。いま世界の諸宗教指導者の心は、皆様と一緒にあると言っても過言ではありません」と被災者に心を寄せました。
また、WCRP日本委員会として、宗教者の国際ネットワークを活かしつつ、できる限りの支援を行うことを言明。「国や民族、宗教、文化が異なろうとも、いのちを慈しむ心は一つです。私どもは、あらゆる宗教者と協力して、祈りと行動を重ねてまいります」との意向を表明しました。
さらにWCRP日本委員会は3月17日、東日本大震災で被災した自治体に、第1次義援金として総額1100万円を送付しました。
送付先および金額は次の通りです。

岩手県300万円(岩手県災害義援金募集委員会)/宮城県300万円(宮城県災害対策本部)/福島県300万円(福島県災害対策本部)/茨城県200万円(社会福祉法人茨城県共同募金会)

現在実施している「WCRP東日本大震災緊急支援」の勧募、街頭募金の状況に応じ、今後、さらなる義援金の送付が決定されます。

(2011.03.24記載)