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2011年03月31日 義援金、節電、節約など全国に広がる真心の輪


被災地の人々に思いを寄せ、義援金を募る取り組みが各教会で展開されている。大垣教会では、震災犠牲者慰霊供養の後、協力を呼びかけた

被災地に真心を届ける「東日本大震災 被災会員への義援金」の取り組みが、引き続き各教会で展開されています。


被災会員を励ましたいと、祈りとともに義援金を捧(ささ)げる動きが全国で広がっている(中野教会)

中野教会では、高さ130センチの募金箱を教会道場に設置し、参拝者に協力を呼びかけています。募金箱は、プラスチック加工業を営む支部壮年部長の手製。次男が新潟県中越地震の際に作った小型の募金箱も教会事務室で使用されています。
毎日、義援金を捧(ささ)げる支部長は、「被災地の皆さんは精いっぱい頑張っておられると思います。皆さんの心が一日でも早く安らぐよう、祈っています」と語っていました。
大垣教会では青年部員が自主的に募金箱を作製し、会員に協力を呼びかけています。3月27日には、教会道場で、青・壮年部員が中心となり「東日本大震災犠牲者慰霊供養」を行い、終了後、学生部員らが教会の玄関前で参加者に支援を求めました。
奈良教会では被災者の思いに少しでも近づきたいと、青年部員を中心に、21日間にわたり食事や嗜好(しこう)品を抜いて節約分を献金する「21食を捧げる運動」を3月22日から続けています。
このほか、今も電気や水道、ガスなどの不通が続く被災地の人々の気持ちに寄り添おうと、暖房や電気の使用を控える教会も多く見られます。泉州、萩、福岡教会などでは、日用品の余分な購入は控え、節電、節約を心がけることなどを会員同士で確認し合っています。

(2011.03.31記載)