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2001年10月01日 中国宗教者和平委員会の訪日代表団が来会

WCRP(世界宗教者平和会議)の中国国内委員会である中国宗教者和平委員会(CCRP)の訪日代表団(団長=刀述仁・CCRP常務副秘書長、中国仏教協会副会長兼秘書長)が10月1日、立正佼成会本部を訪れました。一行14人は、大聖堂での式典に参列したほか、庭野日鑛会長主催の歓迎昼食会にも出席しました。

仏教や道教など中国の5大宗教の宗教者で構成された同代表団は、WCRP日本委員会の招きによって、日中両宗教者の相互理解と親善を深めることを目的に9月25日に来日しました。一行は10月1日、大聖堂で行われた「朔日参り(布薩の日)」に参列し、庭野会長はじめ約2000人の会員の歓迎を受けました。酒井教雄理事長のあいさつに続き、刀団長は、会員の厚いもてなしに謝意を表し、庭野開祖と趙樸初・前中国佛教協会会長の厚誼に触れながら、「平和に向けた佼成会の貢献は中国の各宗教者たちからも大きな称賛を受けています」と述べました。
また同式典の席上、刀団長は、庭野日敬開祖の入寂会(10月4日)にあたり、中国でも『日本国立正佼成会庭野日敬開祖「入寂会」追悼法要』を行うことを発表しました。中国佛教協会主催によるもので、同協会の本部がある中国・北京の広済寺で、本会の式典と同じ午前10時から行われます。同協会職員や同寺の僧侶、一般信者など約500人が参加。庭野開祖と趙樸初師のご尊影を飾り、2人の深い友情と日中友好にかけた功績を讃え、法要を行うものです。
一行は式典後、法輪閣で行われた庭野会長主催の歓迎昼食会に出席。また訪日中、各地の寺院や教会を訪問したほか、9月28日には、立正佼成会京都教会でWCRP日本委員会のメンバーらとも交流しました。

(2001.10.03記載)