2011年04月22日
佼成カウンセリング研究所が被災地で精神的ケア
佼成カウンセリング研究所の篠崎喜美子所長と村山麗子所員が４月２２日から２４日まで、石巻教会を訪れ、東日本大震災で被災した会員たちの精神的ケアにあたりました。今回の訪問は同教会の要請によるものです。被災地における同研究所の長期的な支援のあり方を検討するための視察も兼ねて実施されました。
地震と津波により大きな被害を受けた同教会では、多くの会員が不安や悲しみと向き合っています。篠崎所長らは震災発生から献身的に会員を支えてきた教会幹部と面談。地域道場の法座に参加し、会員の苦しみや悩みに耳を傾けました。今後も他の被災地を含め、各教会の要望に合わせて支援を展開していく予定です。
このほか、同研究所は４月、平、磐城両教会の会員を対象に第二団参会館で実施された「やわらぎツアー」に参画。東京、首都圏教区のカウンセラー有資格者とともに、「ほっとるーむ（心の相談）」のコーナーで会員と触れ合いました。また、援助隊（善友隊）や会員ボランティアへのサポートも実施。災害現場で被災者や支援者が受けるストレスの知識、援助にあたる心構えや注意事項などを記したストレスケアブック『大切なあなたに』を作成し、情報提供に努めています。
(2011.05.20記載)
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