2011年05月20日
ＷＣＲＰ日本委婦人部会が「いのちについての学習会」
ＷＣＲＰ（世界宗教者平和会議）日本委員会婦人部会の「いのちについての学習会」が５月２０日、神奈川県の川崎大師（真言宗智山派大本山金剛山金乗院）平間寺で行われました。加盟教団から１２１人が参加しました。
当日は、東京都指定介護事業・居宅介護支援事業「葉っぱのフレディ・ヘルパーセンター」の片山蘭子代表が『いのちの尊さにふれて』をテーマに講演しました。
片山氏はいのちの尊厳に照らし、終末期の患者が人生の最期まで自分らしい生き方ができる介護の重要性を指摘。患者自身が望む自宅療養により、精神的な安息を得られ苦痛が軽減する、あるいは入院時より投薬による痛みのコントロールが容易になるといった事例を紹介しました。また、家族に対しケアの方法や知識を伝え、積極的に家族の不安を取り去ることが療養者の心の痛みや不安を和らげると解説しました。
(2011.06.03記載)
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