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2011年05月21日 明社中野区宗教者懇話会 「第12回いのちの尊さを祈る日」

明るい社会づくり中野区宗教者懇話会の「第12回いのちの尊さを祈る日」の式典が5月21日、東京・中野区の新井薬師梅照院で行われました。同会に加盟する中野教会をはじめ仏教、神道、キリスト教などの宗教者、信者、区民ら約150人が参加しました。

東京山の手大空襲(昭和20年)の犠牲者の冥福を祈り、いのちの尊さを地域に伝えようと毎年実施されるものです。今年は東日本大震災の犠牲者慰霊と被災地の早期復興が併せて祈念されました。
式典ではキリスト教の「交祷(こうとう)(平和の祈り)」の斉唱、日本キリスト教団中野教会の古谷博規牧師による「奨励(お話)」に続き、参列者が献花を行いました。
式典では、懇話会会長の根本智英・新井薬師梅照院名誉住職があいさつしたほか、顧問の北條賢山・東光寺住職が登壇し、戦争犠牲者や、震災で市民を助けようとして津波にのまれた人々に言及。「人のために尽くした尊いいのちの上に私たちのいのちがあります。互いに助け合い、祈り合い、行動を起こすことが大事です。人を思い合う、より良い世界をつくっていきましょう」と語りました。
また、当日は震災の義援金の協力が呼びかけられました。義援金は中野区を通じて被災地に贈られます。

(2011.06.03記載)