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2011年06月09日 新宗連「第26期第5回理事会」開催

新宗連(新日本宗教団体連合会)の「第26期第5回理事会」が6月9日、兵庫・丹波市の円応教本部五法閣ホールで開かれ、理事28人(委任状提出者を含む)と評議員、総支部の会長・事務局長ら合わせて60人が参加しました。立正佼成会から庭野会長(新宗連特別顧問)、庭野光祥次代会長(同理事)はじめ、渡邊恭位理事長(同常任理事)、川端健之総務局長(同評議員)、庭野欽司郎顧問(同)、酒井教雄顧問(同)らが出席しました。

開会に先立ち、参加者一同で円応教本部の本殿に参拝し、世界平和と東日本大震災の犠牲者追悼、被災地の早期復興を祈念しました。
会議では、平成22年度の事業・決算報告が行われたほか、公益財団法人への移行準備、10月17日に開催される新宗連結成60周年記念集会のプログラムなどについて報告、説明が行われました。東日本大震災の復興支援に関しては、新宗連「国際救援基金」からの第2次支援、総額1200万円の拠出先が発表されました。また、新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)は、加盟教団に呼びかけ、「RQ(レスキュー)市民災害救援センター」との協働で、宮城・気仙沼市の同センター唐桑支部を拠点に展開しているボランティア活動について報告。5月30日から6月30日までを第1次派遣期間とし、子供やお年寄りとの触れ合い、被災地域での清掃・片付け作業などに携わります。
さらに企画委員会からは、「夏期の電力使用削減・啓発運動」として、これまでの電力ダイエット運動の経験を生かし、省エネ活動、新たなライフスタイルの創造に取り組んでいくことが提案されました。併せて、「東日本大震災犠牲者慰霊祭」(仮称)についても案が示され、実施の可能性を探り、検討されることとなりました。
この後、各委員会・機関から報告が行われました。

新宗連「国際救援基金」第2次支援の概要

●特定非営利活動法人(NPO法人)「AMDA」/500万円
「東日本大震災国際奨学金」

●あしなが育英会/300万円
「東北レインボーハウス」(仮称)建設など

●NPO法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター/100万円
「傾聴ボランティア活動」

●被災地NGO恊働センター/100万円
遠野市被災地支援ネットワーク「遠野まごころネット(遠野被災地支援ボランティア)」

●公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)/100万円
避難所での入浴サービス、子供の遊び場づくり、移動図書館など

●NPO法人ジェン/100万円
炊き出し、がれき撤去、仮設住宅入居者への生活物資支援、「コミュニティーカフェ」など

※「国際救援基金」から被災地支援のために拠出された累計は、前回の500万円と合わせ1700万円となりました。

(2011.06.17記載)