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2001年10月11日 趙樸初師記念碑除幕式に酒井教雄理事長が参列

奈良市の唐招提寺(益田快範長老)で11日、日中友好に尽力し、2000年5月に逝去した趙樸初・中国佛教協会会長の功績を顕彰する記念碑の除幕式と3回忌法要が営まれました。陳邦織・趙樸初師夫人はじめ、日中両国の仏教関係者ら約70人が出席。本会から酒井教雄理事長が参列しました。

この日は、陳夫人と刀述仁・中国佛教協会副会長、益田・唐招提寺長老、小林隆彰・日中韓国際仏教交流協議会理事長の手で記念碑の除幕が行われたあと、益田長老を導師に法要が営まれ、参加者一人ひとりが焼香を行いました。あいさつに立った陳夫人は「日本の方々のお心に、深く感謝いたします。今後も、故人の遺志を継いで、中日の親善に力を注いでまいります」と述べました。
趙師は、中国仏教界の最高指導者として、日中の友好関係促進に尽力。また、立正佼成会の庭野日敬開祖や山田惠諦天台座主との深い交流も知られ、WCRP(世界宗教者平和会議)などの宗教協力活動にも携わってきました。記念碑の建立は、日中韓国際仏教交流協議会の手によるもので、場所は趙師が敬慕していた鑑真和上廟の隣が選定されました。

(2001.10.17記載)