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2011年07月21日 WCRP日本委員会 「評議員会」並びに「理事会」開催

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会=庭野日鑛理事長=の「第111回評議員会」並びに「第116回理事会」が7月21日午後、京都市左京区の京都市国際交流会館で開催されました。席上、来年の公益法人移行に伴う定款、諸規定が承認されたほか、移行後、最初の評議員の選任結果が報告されました。また、東日本大震災への取り組みに関し、事業方針、内容、予算など、大枠の方向性が決まりました。立正佼成会からは、同委員会理事長の庭野日鑛会長、同評議員の国富敬二総務局副局長、菊池宏枝同副局長、根本昌廣外務部長が参加しました。

「第111回評議員会」には、39人の評議員(委任状提出者を含む)が出席。公益法人移行に関し、これまでの評議員会、理事会などで修正された定款、諸規定が最終的に承認されました。また公益法人移行後、最初の評議員については、評議員選定委員会による選任結果が報告され、庭野会長はじめ10人の就任が決定しました。次回の評議員会、理事会で、評議員会議長、理事、理事長などの役職が選任される予定です。
東日本大震災への取り組みに関しては、本会の根本外務部長を責任者とする「タスクフォース(特別部門)」が事業方針、主な事業内容を提案。(1)「失われたいのち」への追悼と鎮魂 (2)「今を生きるいのち」への連帯 (3)「これからのいのち」への責任--を事業方針とし、「心のケア」に重点を置いた事業を展開していくことが承認されました。
当面の実施期間は、2016年までの5年。「WCRP東日本大震災緊急支援」として実施した勧募、街頭募金の総額2億6097万8900円(7月12日現在)のうち、各県社会福祉協議会や民間団体への緊急支援を除く約1億3500万円が役立てられます。
評議員会に続いて行われた「第116回理事会」には、12人の理事(委任状提出者を含む)が出席。評議員会での審議内容の確認、検討がなされ、すべての審議事項を承認しました。
公益法人移行後、最初の評議員は次の通り(敬称略、50音順)。
黒住宗晴(黒住教教主)、輿石勇(日本キリスト教協議会議長・総幹事代行)、武覚超(比叡山延暦寺執行)、田中恆清(神社本庁総長・石清水八幡宮宮司)、中島精太郎(明治神宮宮司)、庭野日鑛(立正佼成会会長)、野村純一(カトリック名古屋司教区教区長)、深田充啓(円応教教主)、三宅光雄(金光教泉尾教会教会長)、安田暎胤(法相宗大本山薬師寺長老)

(2011.08.05記載)