2011年07月24日
渡邊理事長がブラジルの諸宗教者と交流 布教のあり方など意見交換
ブラジル教会発足40周年記念式典(7月24日)出席のため同国を訪れた渡邊恭位理事長は現地の宗教者と面会し、交流を深めました。萩原透公国際伝道本部次長が随行しました。
渡邊理事長は7月23日、カトリックのドン・オヂロ・シェレール枢機卿とサンパウロ市内の同師公邸で懇談。この中で、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の呼びかけにより1986年と2002年にイタリア・アッシジで開催され、庭野日鑛会長も出席した「平和祈願の日」の集いが話題に上りました。
また、同市の諸宗教者が参加し、3月26日に市内のカトリック教会で行われた「東日本大震災犠牲者慰霊 早期復興の祈り」の様子が紹介されました。
25日には同市内にあるフォコラーレ運動(カトリックの在家運動体)のマリア・ポリ・ジネッタ(研修センター)を訪れ、ジェイウダ・カヴァウカンチ女子部責任者らと懇談。席上、同師は互いの信仰に共通点を見いだし、他の信仰を認めていく姿勢を強調。「一致と兄弟姉妹という精神を大切にし、互いに学び合い、世の中に役立たなくてはならない」と述べました。
また27日には同市郊外にあるパーフェクト リバティー教団の「南米聖地」を訪れました。当地は南北アメリカを包括する同教団の一大布教拠点であり、多くの布教師が輩出されています。懇談では、新堀昌治理事長らと南米での布教のあり方などについて意見を交わしました。
同日午後には立正佼成会ブラジル教会での特別仏教セミナーで講師を務めました。
(2011.08.19記載)
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