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2001年10月17日 新宗連が東京で「50周年記念式典」挙行

新宗連(新日本宗教団体連合会)の「結成50周年記念式典」が10月17日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開催され、新宗連加盟教団関係者をはじめ、各界から約450人が参加、本会から庭野日鑛会長、酒井教雄理事長、教団幹部が出席しました。

式典では、先達功労者に感謝し、世界平和の実現を祈念して黙とうを捧げたあと、深田充啓理事長(円応教教主)が「新宗連は、半世紀の間に宗教協力活動を飛躍的に発展させてまいりました。今後とも加盟教団が一致協力し、人類福祉と世界平和のために共に働かせて頂きたいと念じてやみません」と式辞を述べました。
白柳誠一・日本宗教連盟理事長、井門富二夫・筑波大学名誉教授による祝辞に続き、新井三知夫副理事長(救世真教会長)が、21世紀の活動の指針として5項目を掲げた「新宗連将来計画」を発表しました。最後に、結成50周年を記念して制作された歌『いのち輝く』を全員で合唱して、終了しました。
引き続き、祝賀会が行われ、庭野日鑛会長(新宗連副理事長)が「本日多くの方々から頂いたお言葉を大切に受け止め、先人の方々が志された精神を忘れず今後も前進してまいりたいと思います」と謝辞を述べました。

【新宗連の「将来計画」】

「将来計画」は、結成50周年記念事業の一つとして「新宗連将来構想」を具体化したものです。各計画と主な内容は次の通りです。
(1)「新宗連スローガン」の制定
 「新宗連の理念、目的、活動」をだれにでも分かりやすくするために3つにまとめました。
1.信教の自由を守ろう 2.宗教協力を進めよう 3.世界の平和に貢献しよう
(2)「宗教もしもし相談室」の開設
 一般市民と宗教団体との間に発生するトラブルや、さまざまな悩み、質問に応じます。
(3)「日本宗教ネットワーク」計画
 新宗連の枠組みを越えて、宗教協力の輪を広げるネットワークの構築を志向します。
(4)地域における宗教協力活動の拡大
(5)地球環境保全運動の推進

(2001.10.24記載)