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2011年10月13日 「日蓮聖人遠忌法要」 庭野会長「普遍の法」を解説

日蓮聖人の第730遠忌にあたる10月13日、「日蓮聖人遠忌法要」が大聖堂の永寿殿で行われました。庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長はじめ教団役職者ら約30人が参集。聖人の遺徳をかみしめ、布教伝道の誓いを新たにしました。

法要では、読経供養のあと、導師の光祥次代会長が庭野会長の回向文を奏上しました。続いて庭野会長が法話に立ち、聖人が残した「一天四海皆帰妙法」の意味に言及。「妙法」とは「普遍の法」と同じ意味合いで、「妙法に帰すとは、全世界が普遍の法によって貫かれているということ」と述べました。
その上で、フランスの神学博士、ポール・リシャール氏の「神は一であり、多である」という言葉を用いて「普遍の法」を深く解説。「互いの信仰を尊重しながら、普遍の真理に帰依していくことが人間各自に確立されれば、平和が実現することは間違いないのです」と説きました。
さらに、故・佐藤通次氏の「神人一体、凡仏不二」という言葉を紹介したあと、「礼拝を通して、神仏と私たちは一体であることと、一天四海皆帰妙法の精神を奉戴して、前進して参りたい」と話しました。

(2011.10.21記載)