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2011年11月29日 「世界連邦平和促進全国宗教者岡山大会」に渡邊理事長が出席

世界連邦日本宗教委員会(会長=田中恆清・石清水八幡宮宮司)主催の「第33回世界連邦平和促進全国宗教者岡山大会」が11月29日、『世界連邦運動の原点に立ち返って~世界の恒久平和への祈り~』をテーマに、岡山市の黒住教本部で開催されました。同委員会関係者ら約520人が参加、立正佼成会から渡邊恭位理事長、赤川惠一外務グループ次長が出席しました。

はじめに、大教殿で「世界平和の祈り」が捧(ささ)げられました。この中で、各宗教の代表者による玉串奉てんが行われ、新宗教を代表して渡邊理事長が玉串を捧げました。このあと、大会長の黒住宗晴・黒住教教主があいさつしました。
開会式では石井正弘・岡山県知事らが祝辞。引き続き、『世界連邦なくして未来なし--昨日の夢を明日の現実にしよう』と題し、世界連邦運動協会副会長で前綾部市長の四方八洲男氏が講演しました。四方氏は国際社会の平和構築に向けた世界連邦運動の基本理念、意義について語りました。
次いで、RNN(人道援助宗教NGOネットワーク)によるヒーリングコンサートが行われ、イスラームのクルアーン(コーラン)朗誦(ろうしょう)、天台宗の声明(しょうみょう)、カトリックのグレゴリア聖歌、黒住教の吉備楽など、癒やしと祈りの音色が披露されました。
閉会式では「大会宣言文」が採択された。この中で、東日本大震災の物故者追悼、被災地復興を祈るとともに、人類共生の未来へ向けた世界連邦の実現に力を尽くしていくことが宣言された。最後に、渡邊理事長が同委員会副会長として閉会のあいさつを述べた。

(2011.12.09記載)