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2012年01月13日 一食を捧げる運動「地域応援プロジェクト」2年目が始動

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=沼田雄司教務局長)はこのほど、各教会が主体的に同基金の浄財の一部を運用する「地域応援プロジェクト」の本年度の計画をまとめ、実施しました。

同プロジェクトは、会員に「一食を捧(ささ)げる運動」の意義や成果をより身近に感じてもらうことを目的に、昨年から3年間にわたり試行されているものです。浄財の活用を通し会員一人ひとりが社会に貢献する自覚を養い、同運動のさらなる推進につなげることを目指しています。
2年目となる今回は、高岡、練馬など8教会が参加し、地域で社会貢献活動に取り組む14団体に資金助成が行われました。参加教会では昨年、「地域応援プロジェクト委員会」を教会内に設置し、地元で公益活動を展開する非営利団体の情報を収集。選考を重ね拠出先を決定した後、教会道場で贈呈式を行いました。併せて、支援先に一食運動の精神や願いを伝え、交流を通しより良い地域社会の構築に向け意識を高め合っています。 この中で、神戸教会は昨年8月、「一食『地域応援プロジェクト2011』神戸委員会」(委員長=原章雄教会長)を立ち上げ、地域でニーズの高い社会福祉団体への拠出を決定しました。会員からの情報提供を基に支援先を選考し、「丹波・篠山子育て親の会」「南落合給食サービスグループ」「和みの会」の3団体への支援を実施。12月4日には教会道場で贈呈式が開催され、原教会長から各団体の代表者に支援金(目録)が贈呈されました。
丹波・篠山子育て親の会の荻野千寿子役員は、「食事を抜いて人さまに寄り添う皆さまの活動は、私たちが支援する引きこもりの子供たちの大きな励みになります。助成金に込められた思いを皆にしっかりと伝え、支援活動に取り組んでいきたい」と語りました。

(2012.01.13記載)