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2012年01月11日 EMS運用状況に対する維持審査で継続の推薦が確定

立正佼成会本部の「ISO14001」認証取得から2年を迎え、1月11、12の両日、本部の環境マネジメントシステム(EMS)の運用状況に対する審査機関の「サーベイランス(維持審査)」が実施されました。ISOの認証の有効期間は取得から3年。更新審査までの間、最低年1回の維持審査が定められており、認証継続の推薦の可否が判断されます。2日間にわたる審査の結果、EMSが有効に運用されていることが確認され、認証継続の推薦が確定しました。

立正佼成会は2008年末から、組織の活動による環境への影響を持続的に改善する仕組み「EMS」を構築。目的・目標を定めて取り組みを進め、一昨年2月に国際標準化機構が定める「ISO14001」を取得しました。
取得後2回目となる今回の審査では、渡邊恭位理事長へのインタビュー、環境管理責任者の川端健之総務局長とEMS事務局への面接を通して、システム全体の実施状況が調査されました。また佼成霊園を含む各部署で実施計画、運用管理、記録管理などが審査されました。
この結果、EMSの有効な運用が認められました。審査の中では、太陽光パネルの設置やLED化への取り組み、各部署のエネルギー使用量の削減努力により2年連続で前年比20%の削減を達成したことなどが評価を得ました。食養グループによる「厨芥(ちゅうかい)(残飯)を減らす」という取り組みに対しては、今後の進展に期待が寄せられると報告されました。

(2012.01.20記載)