News Archive

2012年02月04日 新任社会福祉専門担当者教育 第1回 高齢者福祉の現状学ぶ

「新任社会福祉専門担当者教育」(教務局布教開発部社会貢献グループ主管)の今年次第1回が2月4、5の両日、普門館403会議室で行われ、全国から11人が参加しました。

4日の開講式では、出射優行布教開発部長があいさつに立ち、「布教と福祉は表裏一体。布教現場にどう福祉を連動させるか、課題意識をもって学んでいってほしい」と受講生を激励しました。続いて、『佼成福祉概論』『教会の社会福祉活動』について同グループスタッフがそれぞれ研修を行いました。
翌5日には、『高齢者福祉』をテーマに関西福祉科学大学大学院社会福祉研究科の浅野仁教授が講義。浅野氏は昨年国会で可決された「改正介護保険法」が今年4月から施行されることを踏まえ、改正内容や利用方法、負担金の変化などを説明しました。その上で、「社会福祉大国」といわれるスウェーデンの介護システムを紹介するビデオを上映。同国の在宅介護の現場から高齢者福祉のヒントや日本の介護の課題などを導き出しました。
次いで、受講者は浅野氏の講義を踏まえ、三つのグループに分かれて社会福祉専門担当者として布教現場で抱える悩みや課題などを討議。その後、それぞれの議論内容を発表し、具体的な解決策を話し合いました。
今後、年5回の教育が予定されています。

(2012.02.10記載)