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2001年11月29日 清水寺貫主・森清範師来会

清水寺貫主で北法相宗管長の森清範師が11月29日、本会を訪れ、法輪閣で庭野日鑛会長と懇談しました。また、学林本科生を対象にした「特別講義」も行われました。

懇談には、庭野皓司学林学長、根本昌廣渉外課長、秀島康郎秘書課長、佐藤光央学務課長が同席しました。
懇談の中で、森師は、師匠である大西良慶和上と庭野日敬開祖との交友関係に触れ、「和上は庭野先生を見送りながら『ああいう方が観音さんやで』と言われたものでした」と両師の在りし日を述懐しました。庭野会長も、庭野開祖が宗教対話に奔走した時代を振り返り、先達の精神をかみしめました。
これに先立ち、同日午前、森師は行学園で学林本科生を前に「特別講義」を行いました。この中でも森師は、大西和上と庭野開祖の思い出を紹介し、「あらゆる宗教が手を取り合い、対話し、心を通わせていくことにより、平和な社会を築いていくことができるのです」と宗教協力の重要性を強調しました。

(2001.12.06記載)